WASM

Zenlinkは、DEXの機能を簡単に実装する方法を提供することで、エコシステム内のパラチェーンを支援することを目的としています。チームがDEXの機能性をパラチェーンに統合するための様々な方法を生み出すために、Substrateテクノロジーを使って複雑な分散型取引所を構築する人のための技術的ソリューションを作りました。

WASMのスマートコントラクトをink!パレットで書くのは、機能を導入するのに有効な方法です。この方法の利点は、人々がパラチェーンのソースコードを修正するのではなく、スマートコントラクトをコンパイルしてパラチェーンのink!モジュールに展開することです。

WASMスマートコントラクトは、2つの部分から構成されています。ExchangeとFactoryです。

Exchangeコントラクトは、Zenlink DEX プロトコルのコアとなるものです。以下のインタフェースを実装しています。

• トークン取引ペアの初期化

• トークンスワップ

• 流動性の追加と削除

• プロトコル全体で使用される流動性定数関数の定義

Factoryコントラクトは、まだ存在していないERC20トークンに対して交換契約(exchange contracts)を作成するために使用されます。また、システムに追加されたERC20トークンと、そのトークンが関連付けられている取引所のレジストリとしても機能します。

セットアップとテストの詳細については、以下のページにあるWASMスマートコントラクトレポートをご覧ください。

GitHub

WASMの実装は、Web3 Grantsの支援を受けています。詳しくはこちら：

Web3 Foundation Grants Program